井上: 前回は高校時代の悩みについて聞きましたが、大学入学後もかなり精力的に活動されていますよね。大学2年生の時には自分で部活を作ったとか。
及川: はい。「近畿大学工学部サイエンスラボ部」を設立しました。 「学生が自由に学べる場所、やりたいことを見つけて仲間と共に挑戦できる場所」を作りたかったんです。 子供向けの実験教室や、企業さんとのコラボ商品開発、学内での養蜂プロジェクトなど、やりたいことをどんどん形にする部活で、最大で80名くらいの規模になりました。
井上: 80名!もう一つの会社みたいですね。そこからなぜ会社を立てることに?
及川: 部長を務める中で、やはり自分が高校生の時に困っていた「進路選択」の問題に行き着いたんです。高校生とキャリアをマッチングしたいという思いで職業体験プログラムなどを作り、大学3年生の時に株式会社を設立しました。
井上: 当時は代表取締役だったわけですよね。学生起業家として。
及川: はい。広島では珍しかったこともあり、メディアにも取り上げていただきました。でも、実際にやってみると本当に難しくて大変でした。 会社の仕組みも分からないまま飛び込んだので、書類や印鑑の多さに驚いたり(笑)。
井上: 周りからのプレッシャーもあったんじゃないですか?
及川: そうなんです。自分ではこうしたいと思っていても、人に言われたら「あ、そうなんだ」と思ってしまう癖があって。自分の軸がブレてしまうと、会社の軸もブレブレになってしまい、方向性が見えなくなってしまいました。
井上: そこからどうやってスターベルズへ?
及川: 一人でやることに限界を感じていた時に遊星くんと会って。目指したい方向性が一緒だったので「一人でやるんじゃなくて、スターベルズのメンバーと一緒にやっていこう」とジョインを決めました。
井上: 加入して1〜2年経ちますが、今は「自分の軸」は見つかりそうですか?
及川: まだ時間が必要だと思います。いつでも迷っていますね。でも、悩んでいるからこそ、自分の中で納得がいく進路を見つけてこられているという自信もあります。 苦しい中で導き出した結論だからこそ、自分を信じられる。だから「悩んでいても大丈夫だよ」と伝えたいです。
つづく。






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