井上:黒河さんと出会ったのは、起業創業の支援施設「東広島イノベーションラボミライノ+」でしたね。僕の第一印象はどうでしたか?
黒河:正直に言うと、大学生たちはみんなキラキラして見えました。でも、井上さんとお話ししてみると、単に若いだけでなく、どこか「大人な大学生」というか、私が話していても全く違和感がない不思議な感覚でした。何より、井上さんの顔がとっても頼もしく見えたんです。
井上:そう言っていただけると嬉しいですね(笑)。
黒河:実は、今でも鮮明に覚えている出来事があるんです。井上さんが車椅子の女性をサポートしながら一緒に来られたことがありましたよね。「人としての優しさ」を感じた瞬間でした。この子は裏で本当に人の役に立ちたいと思っているんだな、と。それが「この人と一緒にやっていけるかも」という一番の決め手になりました。
井上:まさかそこを見られていたとは……。その後、株式会社を設立するタイミングで役員をお願いしましたが、その時はどう思われましたか?
黒河:「あ、私でいいんですか?」と思いました(笑)。スタートアップとして成長していくなら、もっと知識や経験がある人が周りにたくさんいるはずなのに、なぜ私なんだろうと不思議でした。
井上:僕は、「自分にないものを持っている人」に入ってほしかったんです。社会人を巻き込むのは僕にとっても大きな覚悟が必要でしたが、黒河さんなら信頼できると確信していました。
黒河:私はずっと「お給料をもらって働く企業人」だったので、学生起業のスタートアップに関わる不安もありました。でも、飛び込んでみたら意外と不安は消えていったんです。井上さんの牽引力もそうですが、「昔の自分より成長した」と思える瞬間がこの会社にはたくさんあります。今では「スターベルズで執行役員をやっています」と胸を張って言えることが、何より嬉しいんです。






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