【特別対談・第3回】「世の光であれ」――納得感のある進路選択が、人生を豊かにする

井上:河本くんはもともと、中高6年間皆勤賞の「超真面目」な学生だったんですよね。

河本:宿題を忘れたこともないですし、かなり真面目でした。進路についても、実は高校3年生の秋まで理系で、情報系の学部に行こうとしていたんです。でも、「人生にずっと関わり続ける『お金』という歴史の長い学問を学ぶべきでは?」とふと思い、土壇場で文系の経済学部に転向しました。共通テストの科目はもう変更できなかったので、理系科目のままで受験するという変則的な挑戦でしたね。

井上:自分の価値観で選び取ったわけですね。さて、スターベルズの理念についても聞きたいのですが、「河本くんにとっての『輝く人』とは、どういう人だと思いますか?」

河本:誰にも話したことはないですが、僕の母校の校訓が「世の光であれ」なんです。この教えとスターベルズの理念は、僕の中で非常にリンクしています。

井上:詳しく教えてください。

河本:自分が周りの人たちに光を届け、進むべき道筋を示し、元気や勇気を与える。輝く人とは、そのように周りに対してポジティブな影響を与えられる人だと考えています。人生を前向きに生きようとする人、新しいことに挑戦する人を増やしたいという思いで活動しています。

井上:最後に、進路に悩む高校生やその保護者の方へメッセージをお願いします。

河本:今の社会は情報が溢れていて、調べてみると「合理的な正解」がすぐに見つかります。「理系の方が潰しが効く」「公務員が安定だ」といった社会の声もあるでしょう。でも、「合理的であること」と「自分の心が豊かであること」は別の問題だと考えています。

井上:自分の心が納得しているかどうかが大事だと。

河本:はい。もし提示された正解に少しでも引っかかるなら、なぜ自分がそう感じるのかを大切にしてほしいです。自分の価値観に向き合って決定した進路こそが、心豊かに生きる道に繋がるはずです。自分に合っているものを、ぜひ見つけてください。

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